お茶の出し方
会社でお客さんへのお茶の出し方を習う必要があるのは、女性だけだと思っている方は間違いです。
最近では、男性がお茶を出す場合もあるので、マナーとしてきちんと習得しておくべき。
私が以前勤めていた会社でも、訪問先の会社でも、男性がお茶を出していたことがあります。
お茶はタイミングを計って出すことが重要。
応接室に入ったお客様は、担当者と挨拶をしていることがあります。
ここでお茶を出さないように注意しましょう。
タイミングを見計らって、邪魔にならないように気をつけながら静かにノックして入り、お盆を左に寄せて軽く会釈します。
サイドテーブルがある場合はお盆を置いて、一つ一つ両手で運びながらお客様の右側からお茶を出します。
この時、茶碗の絵柄の向きは、正面をお客様に向けるように置きましょう。
そして、お盆を左側に抱えて「失礼いたしました」と会釈して退室します。
また、話が長く続く場合は、途中でお茶を取り換える必要があります。
ただし、何度もすると接客の邪魔になるので、1回行えば十分です。
その場合は、新しく入れたお茶をお持ちして、前のお茶を下げてから新しい物を出します。